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ルンビニから私たちは
ヒマヤラ山脈を望めるポカラという美しい街に移動する予定だった。
バイラワという街から長距離バスで8時間の長旅である。


そして、1週間一緒に旅をしてきたディネッシュは
バイラワから飛行機でカトマンズに帰る予定だった。


ルンビニのホテルから、三人でタクシーでバイワラに向かった。
バスパークに行く途中、彼は飛行機のチケットを取るためにトラベルエージェントに立ちよった。
しかし、なんと今日は飛行機に空きがないので
カトマンズまでタクシーで帰ることにするという。

そこで、そのトラベルエージェントに
ポカラ経由でカトマンズにいったらどうだと提案された。
私たちも彼のタクシーに便乗して、タクシーでポカラまで行ったらどうだというのだ。

しかし、彼のカトマンズまでの負担が減るのかと思いきや
彼の支払う金額は一緒。
プラス3000ルピーだという。
普通にポカラまでタクシーでいくよりは安くしてやるということらしい。
バスで行けば、二人で800ルピー。

直通バスと、タクシー、、
そんなに到着時間のちがいが出るとは思えなかった。
バラナシからルンビニまではタクシーのおかげで一泊せずにスムーズにことが運べたので
その意味もあったが、この状況でタクシーに乗る意味はないと思った。

なんにせよ、彼は払う金額が一緒なのに、
えらく遠回りになってカトマンズに帰ることになる。

これは、単にこのトラベルエージェントの策略だとかなり気分が害された。
しかも、
ディネッシュの意向が強く毎回タクシーの旅になりがちで
このぼっちゃんディネッシュめ!!と
贅沢な旅になりすぎていたことにも気分的に嫌になってきていた。


畳み掛けるようにトラベルエージェントも
「今からいっても、もうバスなんてないし、あったとしても9時間ぐらいかかる遠回りするバスしかない。タクシーなら6時間で着く」
という。

ディネッシュも
「タクシーでポカラまで3000ルピーならいいんじゃない?
僕がカトマンズまで5500ルピー払うからこの金額でいけるんだからさ」と。

なんか、どうしたらいいかわからなくなってきた。

ユウコと顔を見合わせる。

まあ、、、
また巻かれるかぁ、、

タクシーで行くことを決意した。


しかし、私たちにはネパールルピーがなかった。
国境の町スノウリでも、ルンビにでもATMもなければ、日本円も替えられなかったのである。
この二日間はディネッシュにお金を借りていたのだ。

「ポカラの途中でATMによって」と言ったら
ルンビニのホテルから乗り付けて待たせているタクシーの運ちゃんと一緒に行ってこいよとディネッシュ。


そんなら、そうしようと
ディネッシュをトラベルエージェントで待っててもらって
タクシーの運ちゃんにATMに向かってもらう。


しかし、その運ちゃんにポカラまでのタクシー代をきくと2700ルピーぐらいでいけるという。
しかも、ポカラまでのバスは随時出てるという。
それを聞くとかなり怒りもこみ上げてきて、
自分の目で確認しようと、ATMでお金をおろしたあとにバスパークに向かってもらう。


着くや否やポカラ行きのバスの運ちゃんに
「今からでるから早くおいで!!と。」

どんなバス?と聞くと
ダイレクトバスで、15人程度定員のミニバスで、ポカラまでは近道を通り6時間でいくという。


あるじゃーーーん!!


やっぱりトラベルエージェントのオヤジははったりこきやがった!
と思う。

しかも、ミニバスならプライベートに近いので到着時間もタクシーとあんまりかわらないだろう。
値段も二人で700ルピー。


これがいいでないか!


しかし、もう5分ででるという。


どうしよう!どうしよう!

ディネッシュのバックパックはタクシーにつまれたまま。
ホテルのタクシーだし、
ディネッシュはネパール人ということもあるし、
ホテルのタクシーだからめったなことはしないだろう、、
という判断で、私たちはここで降りてバスに乗ろうと思った。

そして、
「ごめんね、バスがあったので乗っちゃいます。
カトマンズで会おう!そしてカトマンズでお金を返します」と
メッセージを書いてバックパックとともに彼に届けてもらうことにした。

ここで、勝手にタクシー降りた上に、
タクシー代だけ彼に請求されるのはあんまりだろうと代金を払うことにした。
予定よりも多くの場所に行ったし、待たされたりしたからと
はじめの600ルピーに上乗せされて
結局850ルピーも請求された。


バスはもう発車しちゃうし、
バスの運ちゃんたちもいろいろ騒いでるし、
ネパールのタクシー事情もよくわからなくなって
おろしたててで初めて見るネパールルピーの貨幣価値にも戸惑いながら
急げ急げとせかしまくるバスの運ちゃんたちにかなり焦らされて
気も半分動転して
そのまま払ってしまった。

いろんなバスの運ちゃんたちが私たちを取り囲みやんやまくしたてる。
みんないろいろといってることが違う。
やっぱりディネッシュとタクシーで行ったほうがいいのか?

タクシーの運ちゃんに
「ちょっと待ってて!」というが、
金をもらうともう、さっさと立ち去りたがり、



去ってしまった。。。


もう仕方がない。


もう、バスで行こうとバスチケットを買う。

ひとり275ルピーだった。

「あれ?ひとり350じゃないの?」

どのバス?といくと
ふつうのボロバスがいた。

ミニバスじゃないの???!!


発車時間も5分後どころか40分まちだった。

どうやら、やんややんや取り囲まれているうちに、
はじめのバスと違うバスがすりかわってしまったらしい。。。。


えー!!


ミニバスでないとなると、何時間かかるんだ?
途中でとまりまくるローカルバスであるという可能性がある。
しかも、40分も待ち時間があるならば、トラベルエージェントに戻ってディネッシュにお金を返して
さよならをいう時間があった。


なんか、怒りがこみ上げてきた。
はじめに私が一人でバスの運ちゃんと話をしていたのだが、
私が途中でタクシーの運ちゃんと支払いやらでもめ始めたので
ユウコがむらがるほかの運ちゃんたちとやり取りをすることになって
私がその群れに戻ったときには
私がはじめに話していたバスの運ちゃんと違うことに気付けなかったのだ。


いつの間にやらあとからきたバスの男たちにすり替えられたのだが、
この起こってしまった状況と
ちゃんと確認しきれなかった自分を呪った。


しかも、
待ち時間ができて、心が落ち着くと
ディネッシュのバッグパックが本当に無事に届けれられるのか心配になった。

ディネッシュが日本人だったら、
そんな無責任にドライバーに届けさせたりしないだろう。


タクシー代もディネッシュに払わせるのは悪いと思って全額払ってしまったが
半分だけにしておけばよかったとも思った。
そうすれば、ドライバーはその半分を取り立てるために必ずディネッシュのところに向かうはず。
でも、全額取り立てた後は用はない。


このバスの兄ちゃんたちにだまされたようなおんぼろバス。
結局40分も待たなきゃいけないうえに
ちゃんとたどり着くのかと思うと、
やっぱりディネッシュとタクシーでいけばよかったと思う。

日本だったら、6時間もタクシーにのって3500円なら破格である。
しかも二人なので、一人当たり1800円
西麻布で飲んで終電がなくなったら迷わず2500円払ってタクシーに乗ってるのに。
かなりいろんなことが頭をめぐる。。。


かなり気がめいってきた。


いまから、そのトラベルエージェントに戻ろうにも
場所も定かに覚えていないし、
ディネッシュもまだいるかわからない。


まあ、、、

もう考えてもし仕方がない。


やってしまったこと、
起きてしまったことを受け入れよう。


気が重いままポカラへのバスの旅が始まった。
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